ぬいぐるみ

大切な時間を一緒に過ごした人形やぬいぐるみとお別れをしなければならないとき、神社や寺にきちんと供養をお願いしたい、と考える方も多いでしょう。

でも正直、普段神社や寺とは関わりがなくて、作法も何もわからない…と不安に感じたりするかもしれません。

受付の方法は各神社や寺でまちまちですが、だいたい次のようなことに気をつけていれば大丈夫です。

 

1.丁寧に扱う

神社や寺に納めるとき、箱などに入れると思いますが、運ぶ最中に壊れてしまわないように気をつけましょう。

詰め過ぎも良くありません。供養が無事済むまで、お人形に苦しい思いをさせないようにしたいですね。

ちょうど良い箱が手元になければ、袋に入れた状態でも受け付けてくれるところもあります。事前に確認してみましょう。

 

2.持ち主の名前を伝える

多くの神社や寺では、式典の中で持ち主の住所と名前を読み上げます。そのため、申込者の名前として持ち主の名前を伝えるようにしましょう。

お子さんのぬいぐるみを、お父さんやお母さんが供養に出す場合は、お子さん本人のお名前を申込用紙に記入すると良いでしょう。

式典には、「持ち主に災いが及ばないように」という意味もあるからです。

また、持ち主が複数いる場合は、連名にしましょう。

 

3.素材の確認を

燃えない人形(金属や陶器製)を受け付けない神社や寺もあります。

また、物置にしまってあった箱のまま人形を持参したけれども、ガラスケースは引き取れないと受付で言われてしまい、持ち帰らざるを得なかった…ということも。

ケースごと引き取っててもらえるところもありますが、その分費用がかかる可能性が高いので、申し込むときに良く確認しましょう。

 

4.授与品の確認を

供養が終わったあと、お下がり(お茶など)やお札などの授与品を受け取る場合があります。

食品類なら良いですが、お札は頂いても神棚がなければお祀りできません。

結局戸棚などに仕舞いっぱなしにして、粗末にしてしまっては、かえって良くありません。まさかゴミとして捨てるわけにもいかず、処分に困ってしまいます。

受け取るのは適切ではない、と思ったときは、理由を伝えて丁重に辞退しましょう。まったく非常識なことではありません。

 

5.感謝の心を持つ

最後に、ひと時だけ、お人形やぬいぐるみと楽しんだときのことを思い出してみてください。

大切にしていたものには魂が宿ります。心の中でそっと、「思い出をありがとう」という気持ちを伝えて、感謝しましょう。

真心を伝えることで、お人形には大きな救いとなるのです。

 

いかがでしたか? 最後までしっかりと面倒を見てあげることで、人形やぬいぐるみに貴方の誠意は伝わると思います。